先輩メッセージ 循環器内科

Messages

循環器内科(8階西病棟)

interview 03
MESSAGE

新卒採用
New grad

少しずつでも確実に成長できる、
深い学びの環境があります

私は都内の大学で看護を学びましたが、埼玉県内の病院への就職を希望しました。新人の頃から当院で働き、現在3年目になります。埼玉県内の病院を希望した理由は、出身地だということもありますが、地域医療にも興味がありましたので、都内ではなく埼玉県内で看護を学びたかったのです。
現在私は、循環器病棟で働いています。もともと、急性期医療や集中治療を学びたいと考えていましたので、就職するときの勤務先希望には、現在の循環器病棟も入っていました。しかし、いざ循環器病棟に配属されても、最初は心電図を読みとることも難しかったことを覚えています。同時期に同じ病棟に配属された新人は4人いましたが、みなそれぞれ先輩方からたくさんのことを学び、成長していると思います。当時もプリセプター制度はありました。4人の新人に4人の先輩が付いてくださる形で、勤務が合わないときでも、最初は必ず先輩が付いてくださいました。定期的な振り返りの時間もありましたので、情報の行き違いもなく、少しずつですか確実に階段を上がって来れたように思います。

今の私は、毎日仕事が楽しいです。循環器病棟では、まだまだ学ぶことがたくさんあります。多くのことをもっと深く学びたい、循環器科は看護の王道といえるかもしれません。心臓は体の中心ですし、一度壊れると手術をしても元に戻ることはありません。患者様はその心臓とずっと付き合っていくわけですから、再発の予防、増悪による再入院の予防、少しでも急変したときの兆候を見逃さないなど、日常生活の中でも気を付けていくことがとても多いのです。私はここにも、看護の重要性があるのではないかと考えています。
現在の病棟には、院内の「心臓リハビリテーションチーム」の先輩方がいます。患者指導や心臓リハビリテーションに私たちが関わるようになることを踏まえ、患者さんに対して誰でもが同じようにケアしていけることを想定したマニュアル作成も進んでいるようです。今はまだ、私自身がこの心臓リハビリテーションチームに入っているわけではありませんが、いずれはこの分野についても、もっと勉強していきたいと思います。

当院には、「怖い先輩」はいません。就職や転職に不安がある人でも、やさしい先輩方が多くのことを教えてくださいます。循環器以外でもそれぞれの分野での症例数が多いですから、専門性を高めたい人は学びを深めていけるのではないでしょうか。