先輩メッセージ CCU

Messages

CCU(冠疾患集中治療室)

interview 05
MESSAGE

既卒採用
Mid-career

仲間とのディスカッションからも、
多くの学びを得ています

私は看護師としては16年目ですが、当院へは既卒採用で入職していますので、ここでは7年目になります。看護師になってすぐに病院で働いた後、老人保健施設でも勤務していました。いずれは再び病院で勤務したいと考えており、埼玉県内でも高度救急医療を提供する当院への入職を決めました。赤十字の病院は全国にありますが、県内で一番大きいのは当院ですし、やはり看護師として活躍するなら大きい病院が良い、赤十字というブランドもあると考え、当院への既卒中途入職を希望したという経緯があります。

最初に勤務した病院でも循環器科の看護を学んでいましたので、当院ではCCUへ配属されました。先輩方や同僚たちには、循環器看護の専門性を高めている人たちが何人も在籍しています。見習うこと、同僚たちから学ぶことも多く、刺激を受ける毎日です。
今の一番のやりがいは、重症で入院された患者様が、良いケアを受けることで回復し、退院または転棟でCCUを出る姿を見ることです。時々、とても複雑な病態の方や、重症度がとても高い方がいますが、こうした病態の患者様がCCUを出るときは、看護師としてケアができて良かったなと、こちらも嬉しくなります。早い人なら3~4日、長い人では1か月近く入院されることもありますが、その中で自分がどのようなケア、看護を提供できるのか、まだまだ模索中ではありますが、分かってきたこともたくさんあります。

それから、CCUの看護師たちとディスカッションするのも楽しいです。この患者様にはこういうケアをしたら良い結果になった、という話を聞くと、自分ももっと勉強しなくては!と、良い連鎖が生まれているのだと思います。私自身、看護師として自分をもっと高めていきたいと考えていますので、とても良い刺激になっています。
私は、看護師として上に行くというよりも、ベッドサイドで看護を提供したい派です。常に患者さんの近くにいて、その人に適切な看護を提供したいと考えています。今のところはずっと、循環器看護の道を進んできましたが、いずれは脳神経の分野や、赤十字ならではの災害医療など、1人の看護師としていろいろな経験を積んでいきたいと考えています。当院は診療科も多く、重症かつ高度な医療を必要とする患者様もたくさんいます。医師や看護師、そのほかの医療者間でのコミュニケーションも良好です。
当院には、いろいろな疾患や病態の看護を学びながら「自分の目指したい方向」を選択できるルートが、いくつも用意されている気がします。より広く、より深く学びながら、看護師として成長できる病院です。